西武ドームは完成しない

交流戦で西武ライオンズ対阪神タイガースの試合を診に西武ドームにいってきました!

試合は藤波投手と今年度阪神から移籍してきた榎田投手との投げ合いとなりました。

さて、この球場には建築的に面白いところです!その魅力について語りたいとおもいます!

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西武球場時代

西武ドームは40年前にできた球場です。西武は福岡に本拠地を構えてたクラウンライターライオンズを所沢の郊外にある狭山丘陵を掘って作られた球場です。西武が球団を所有してから、積極的な選手育成にお金を惜しみませんでした。結果、清原のようなトップ選手が育成され、飛ぶ鳥を落とす勢いでパリーグの盟主となり、黄金期を迎えました。

前代未聞のドーム化プロジェクト

そして、19年前に球場に屋根をつければドームにすれば、雨天中止にならないんじゃね?という商店街のアーケード的発想方法で、100億円かけて既存の球場の上に屋根を被せちゃっいました。ドームという名称ですが、一応消防法的には屋外です。堤さんの発想法は面白いですね!

 

これはファンの中でも賛否両論ありまして、夏は蒸し風呂、冬は冷蔵庫と批判する方がいる一方で、ドームなのに、閉鎖的でなく、西武ドームを囲む緑と自然な風が心地よいといっている人もいます。

 

私も西武ドームでアルバイトをしてたのですが、試合前に最初にやる作業が座席の蜘蛛の巣取りです。西武ドームは自然共生型ドームなので、トンボ、蜘蛛、蝉もいればトカゲもいます。たまに蛇も出るらしいです。

あいにくわたしは蛇を見ていないのですが、ハトとカラスがドーム内で空中戦をやっているのを目撃したことがあります。 野球だけでなく、自然界でもさまざまなドラマが起きている球場です。しかし、松坂大輔が活躍していた頃の西武は実は観客動員数がそんなに伸びていないんです。

 

理由は屋根に投資をかけたもののその他の施設の更新が疎かになっていたのです。

実際にトイレや観客席、売店も球場竣工後そのものでした。ドームはピカピカなのにその他の施設はオンボロでそれが女性に敬遠され、ライトなファンの集客に非常に苦労してました。

そんな時に松坂大輔がポスティングでレッドソックスにいった時に西武に60億円を残してくれました。当時の西武は内部のインサイダー取引やその他諸々のパリーグの諸問題で売却のウワサが出ていたほどでした。そんな時に松坂大輔が残してくれたお金で、全く手をつけられていなかったトイレや売店などを30年ぶりに球場内の施設を改修できたのです。のちに現在の楽天所属のオコエ瑠偉選手が西武ドームのトイレが綺麗になったことについて、松坂大輔選手すげーとなったらしいです。

 

 改修のポイント

オコエ瑠偉選手も唸った改修の内容ですが、女性用トイレを増やし、さらに清潔にし、スコアボードをアストロビジョンに改修したり、スタンドをくり抜いて建物を建ててしまうという大胆な方法でハード面を整備、

また、チーム名に埼玉をつけるなど地域密着戦略で観客数を伸ばしました。

 

さらなる客層の深堀り

しかし、埼玉の奥地にあるのでやはり平日はなかなか観客が入りません。そこで最近はインバウンド戦略の一環として台湾をターゲットにして集客に努めようとしています。

現状台湾の選手が活躍していないなど、うまくいっていませんが、地域密着から次の戦略を打ち出せるのかが今後の球団経営に影響を与えるのではないかと思います。

 

今後も二軍球場を含めた、球場周辺に投資する計画があるとのことです。球場地域全体がアップデートすることで、その中心にあるスタジアムをより魅力的なものにするいいお手本ではないかとおもいます。

 

sp.seibulions.jp